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『徳川家康没後400年記念<strong> 天下太平 徳川名宝展</strong>』広島県立美術館 [広島]

20160417
昨日
広島県立美術館で開催中の
『徳川家康没後400年記念 天下太平 徳川名宝展
を観てきました。

画像2.jpg

一番の狙いは
『大名物 唐物肩衝茶入 銘 初花』 
想像してたよりも大きくて立派でした。

日本に伝来する以前は楊貴妃の油壺であったとも

ウィキペディアに載っていましたが
その真偽はさておき
足利義政・織田信長・徳川家康・豊臣秀吉
の間を渡り歩いたことは事実で
色々な物語を生み
また伝えられ

この場に存在し、拝見できるということに
感動を覚えました。

展示方法としては
70㎝四方?くらいのガラスケースに収まっていて
360度ぐるりと拝見できるので
非常に観よいです。

正面からだけでは
遠い存在に観えますから。。。。。
まぁ、遠い存在ですけど。。。。(笑)

しっかり観せていただいたので
次回、ヤフオクで茶入をgetするときに生かせると思います。

『大名物 唐物肩衝茶入 銘 初花』は
17日までの展示ですが
19日からは
『大名物 漢作肩衝茶入 銘 玉堂』
の展示が始まります。
広島に住んでいると
なかなか大名物を目にすることは出来ないので
できれば
こちらも拝見したいと思っています。

そして
開催期間通じて
『大名物 文琳茶入 銘 玉垣』が
展示されています。

こちらは小ぶりで
私好みでしょうか(^^)

この茶入は
豊臣秀頼が所持し、
「大阪の陣」で破損し
漆で繕われたという数奇な運命をたどっています。

蔵の焼け跡の灰ざらいをして
破片を拾い集め
修復してまでも所持したい思わせる。

魔力を感じさせますが
実物はとてもカワイイです。
(笑)それが魔力かも(笑)

今回
『大名物 井戸茶碗 銘 大高麗』も
展示されています。
間近でじっくり拝見できました。

しっかり大ぶりで
轆轤目もはっきり見えます。

井戸茶碗は
朝鮮半島では飯茶碗(日常雑器)として使われていましたが
その風情が日本のわび茶にマッチし
珍重されるようになったとのことです。
この茶碗も朝鮮半島の普通の家で使われていたのでしょうか?

さて昨日は
徳川記念財団理事長
WWF世界自然保護基金ジャパン会長
徳川恒孝氏の講演がありました。

FullSizeRender.jpg

旧広島市民球場跡地で開催されていた
地ビールフェスタと
どちらにするか迷いましたが(笑)
展示物を観ていると
ぜひお話を。。。。
と思い、拝聴させていただきました。

昨日4月17日は徳川家康の命日でした。
そのような大事な日にお話を聴かせていただき
光栄でした。

お話の本題とは違いますが
いまだに大名家同士の繋がりがあり
交流があることが伺えて
面白かったです。

そして
以前、上野で
『細川家の至宝』を拝見したとき
あまりの素晴らしさに
当たり前のことですが
所詮、私たちと住む世界が違うのだな~
そんな細川さんに庶民の気持ちなど分かるはずも無く。。。

少し空しさを感じたのを思い出しました。(笑)

まぁ
私は私でしか無いのですから(笑)






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コメント 2

てんてん

こんばんわ
ピンさんの応援ありがとうございましたm(_ _)m
by てんてん (2016-04-18 19:45) 

ゆう

てんてんさん
いえいえ、今後、熊本の商品(主に酒かな(^^;))購入で復興を応援したいと思っています(^-^)/
by ゆう (2016-04-24 11:13) 

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